初めての子育て。
無意識ながらも「完璧な親にならなければ」と思いこんでいたなと思う今日この頃。
だからもし、今子育てを辛く感じていて、そこに「完璧を求める自分」の存在に気づき、その存在に更に苦しめられているとしたら・・・・
しんどいよね。
そうしなきゃならない理由は自分の中にあって、そうしなければやってくる何かに恐れおののいている。
苦しいよね。
私自身、初めて親になったとき、理想の親像を追い求め、完璧を目指して頑張っていたなって今は思います。
そういったことを客観視できず、そこにどっぷりつかっていると
どんどん自分が絡まっていきます。
完璧を求めつつ、完璧であるために、否定していること(やってはいけないと思っていること)をやってしまう自分がいるんです。
だから、ドンドン絡まる。
自分が絡まる。
身動きが取れなくなる。
あぁ、しんど・・・です(^_^;
だからこそ、今は思います。「完璧である必要なんてない」と。
子育て初心者に大切な心構え
子育ては常に初めての連続です。
子どもが成長するにつれて、親としての役割や関わり方もどんどん変わっていきます。
同じ場面や同じ状況が繰り返されることはありません。
だからこそ、「初心者であること」を受け入れ、肩の力を抜くことが大切です。
- お母さんになるのは初めて
- 2番目の子育てであっても、兄弟・姉妹を育てるのは初めて
- 3番目の子育てであっても・・・・
そう。ずっと初心者です。
TVでは子育て上手な人の話が飛び交います。
本屋へ行けば、正しい子育て本が並びます。
ちゃんと子育てしたいと思うから、そういった情報に耳を傾け、手にとり、実践もしてみることでしょう。
でも、それが更に自分を苦しめ絡めていく。
できない自分。
変わらない世界。
あぁ、苦しい。
しんどいね。
親になる方法なんて、学んでないし、見よう見まね。
自分の親をお手本にしたり、反面教師にしたり。
あぁ、辛いね。
だって、どこにも正解ってないだから。
完璧主義を手放して心を軽くする方法
そんな風に自分が絡まって締まっているなって感じるなら、ちょっと自分を緩めてあげて。
それが先決。
自分が緩まると、絡まりもほぐれていくから。大丈夫。
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なるようになると思う勇気を持つ
子育てに正解はありません。
多少の失敗があったとしても、それは子どもと一緒に成長するプロセスの一部です。
「なるようになる」と自分を抱きしめて。 -
周囲に頼る
一人で頑張らないことが、心の余裕につながります。
家族や友人、地域の子育て支援サービスを活用して、自分だけで抱え込まないようにしましょう。
それは子どもに「不完全でも大丈夫」「人の力を借りても良いんだよ」と伝える大切な行動です。 -
自分自身を認める
「今日はしんどかった」「今日もうまくできなかった」そんな風に反省しちゃう自分がいたら、「そっかそっか」と抱きしめてあげて。鏡に写る自分を観て、ねぎらってあげて。
そして、「今日はこんなことができた」と言う日は、「そっかそっか」と笑顔で抱きしめてあげて。
それが自己肯定感をしなやかにして、子育てに対するプレッシャーを和らげます。
「初心者」であることを楽しむ
どんな役割も、どんな環境も、時間が経てば変化していきます。
親である自分も例外ではありません。
子どもと一緒に新しい体験に寄り添い、「初心者」でいることをポジティブに捉えてみてね。