「幸せにならなきゃ…」って、いつから思い込んでたんだろう?
子どもの頃、親や先生に「いい大学に行けば幸せになれるよ」「ちゃんとした仕事に就けば幸せになれるよ」って言われた覚え、ないですか?
その結果、「幸せ=正解」「不幸=ダメ」と思い込んで、いつも幸せを追い求めてる。
でも、これって実はめちゃくちゃしんどいゲームだったりする。
そこで今回は、「幸せにならなきゃ!」という呪いを解いて、もっと気楽に生きる方法を紹介してみますね😊
まずは、メグとミカのストーリーから♪
(ミカ)
「ん? ため息なんかついちゃって、どうしたの?」
(メグ)
「いや…なんかさ、最近ツイてないっていうか…不幸続きで。」
(ミカ)
「ほほう。どんな感じ?」
(メグ)
「仕事はうまくいかないし、恋愛もうまくいかないし、お金も全然貯まらないし…。
私って、幸せじゃない気がする。」
(ミカ)
「なるほどねぇ。で、メグは何を求めてるの?」
(メグ)
「え? そりゃ…幸せになりたいよ!」
(ミカ)
「ほうほう、じゃあ聞くけど、幸せって何?」
(メグ)
「……え?」

(ミカ)
「じゃあ、不幸って何?」
(メグ)
「え? それは…つらくて、苦しくて、しんどくて…。」
(ミカ)
「ふーん。でもさ、それって誰が決めたの?」
(メグ)
「え? いや、だって普通そうじゃん?」
(ミカ)
「普通ってなに?」
(メグ)
「……え、いや…世間一般では…?」
(ミカ)
「じゃあさ、たとえば、病気になったら不幸?」
(メグ)
「そりゃ、不幸じゃない?」
(ミカ)
「じゃあ、病気の時に、家族が優しく看病してくれて、めちゃくちゃ愛されてるって感じたら?」
(メグ)
「……あ。」
(ミカ)
「ほら。不幸の中に、ちゃんと幸せがあるでしょ?」
(メグ)
「……確かに。でも、それって結局“幸せな瞬間”があったってだけで、病気はやっぱり不幸じゃん?」
(ミカ)
「じゃあさ、逆にめっちゃお金があって、めっちゃ成功してるのに、誰にも愛されなくて孤独だったら、それは幸せ?」
(メグ)
「……それは、なんか違うかも。」
(ミカ)
「メグさ、『幸せにならなきゃ』って思い込んでない?」
(メグ)
「……え?」
(ミカ)
「それってさ、小さい頃からずっと言われてきたことじゃない?」
(メグ)
「……確かに。親も『幸せになりなさい』って言ってた。」
(ミカ)
「うん。でもさ、よく考えてみて? 『幸せになってほしい』っていう言葉って、どんな前提があると思う?」
(メグ)
「……え?」
(ミカ)
「『幸せになってほしい』ってことは、今は幸せじゃない ってことだよね。」
(メグ)
「……!」
(ミカ)
「しかも、それを言い続けるってことは、無意識のうちに『今も未来も幸せじゃない』っていう刷り込みを作ってるってこと。」
(メグ)
「……確かに、ずっと『もっといい人生にしなきゃ』って思ってたかも。」
(ミカ)
「親は愛情を持ってアドバイスをくれたんだと思うよ。でも、その結果、小さな不幸を許せない自分 を作っちゃった可能性もあるんだよね。」
(メグ)
「……だから、ちょっとでもツイてないことがあると、『私、不幸だ!』って思っちゃうのか。」
(ミカ)
「結局さ、幸せも不幸も、ラベルを貼ってるのは自分なんだよね。」
(メグ)
「……そうか。不幸だと思い込んでただけなのかも。」
(ミカ)
「病気でも愛を感じたら、それは幸せな時間になるし、成功してても孤独だったら、それは不幸にもなる。
つまり、“幸せ”も“不幸”も、どこを見るかだけなんだよね。」
(メグ)
「なんか、力が抜けてきたかも…。」
(ミカ)
「でしょ? 幸せって、頑張って追いかけるものじゃなくて、気づくものだからね。」
(メグ)
「そっかぁ…。私、もうちょっと気楽に考えてもいいのかも。」
幸せにならなきゃダメ…って誰が決めた?
「幸せになりたい」って、ほとんどの人が思ってる。
でも、それって本当に自分の意思?
それとも、誰かに刷り込まれたもの?
思い返してみると、子どもの頃から「幸せになるために頑張るのよ」とか「〇〇すれば幸せになれる」と言われてきたはず。
親が「いい学校に行けば幸せ」「お金を稼げば幸せ」「結婚すれば幸せ」と教え込んできた結果、「幸せ=ゴール」という考え方が出来上がった。
でも、大人になった今、それって本当に正しいの?って思う。
「幸せ」って、追いかけるものじゃなくて、もっと自然に感じるものなんじゃないかなぁ?
「幸せ」って、ほんと身近にあるんだよね。
幸せを求めるほど不幸になるカラクリ
ここで一つ、ちょっとした心理テスト。
「今すぐ幸せになってください!」
……どう?
無理って思う人もいるんじゃないかな?
私自身、絶望の淵にいたときは、ま~~~~ったく思えなかったわ💦
自分を感じまくったあと、少しずつ絶望にあっても、幸せがあるってわかってきたけどね。
実は「幸せにならなきゃ」と思えば思うほど、「今の自分は幸せじゃない」と思い込んでしまうんじゃないかな。
さらに、SNSのキラキラ投稿や、世間一般の人の笑顔が
「友達が海外旅行!」「知人が結婚!」「同級生が起業して成功!」
「あの人も、この人も、笑ってる」
そういうのを見て、「私は、不幸だ…」って無意識が勝手に感じ取る。
これ、永遠にゴールにたどり着けないマラソンと一緒。
どこまで行っても「もっと幸せにならなきゃ!」って思っちゃうから、逆に苦しくなる。
幸せを手放したら、逆に心が軽くなった話
ここで、ちょっとした実験。
「別に幸せじゃなくてもいいか」と思ってみて?
ほら、ちょっと気が楽にならないかな?
私は全てに降参して、「幸せにならなきゃ!」という呪縛を手放したら、肩の力が抜けて生きやすくなってきたよ。
例えば、ある日「まあ、幸せじゃなくてもいいや」と開き直ったら、
・仕事のプレッシャーが減った
・人と比べることが減った
・「今のままでもいいじゃん」と思えるようになった
という変化が起こる。
意外と「幸せにならなきゃ」と頑張るより、「まあいっか」と思ったほうが、自然と楽しくなるんだよね。
「幸せじゃなくてもいい」って最強だよ
「幸せにならなきゃ!」という考え方は、実はただの思い込み。
子どもの頃から親や社会に刷り込まれて、無意識に「幸せ=正義」と思ってるだけ。
でも、実際は「幸せにならなきゃ」と思うほど、今の自分を否定することになる。
だから、「別に幸せじゃなくてもいい」と思うだけで、めちゃくちゃ楽になる。
むしろ、そう思ったほうが自然と楽しいことが増えるから不思議。
だから、肩の力を抜いて、もっと気楽に生きてみよう!
「幸せじゃなくても、楽しく生きられるよ!」