これが正解なんていらない!本当の自分の価値観を見つけるヒント

セルフマネジメント

世の中には、「こうすべき」「これが正解」といった価値観が溢れているって思う。
だけど、その基準に従い続けていると、自分が本当に大切にしたいものがわからなくなる。

この記事では、他者の価値観に縛られることなく、自分の本当の価値観を見つけるためのヒントを紹介しますね。

他人の意見や社会の常識に流されることなく、自分の違和感や心の動きを大切にすることで、より明確な世界観が築かれていきます。
さらに、「他者は鏡」という視点を持つことで、自分の本質的な価値観に気づくきっかけを得ることもできます。

本記事を読むことで、価値観は決めつけるのではなく、問い続けることの重要性を理解し、日々の感覚の積み重ねが自分の世界観を形作っていくことを実感してください。
「正解」に縛られず、自分らしく生きるための視点を得たい人にとって、大切な気づきになると嬉しい(^^)

今日もメグとミカのストーリーから見ていきましょう♪

 

(メグ)
ねえミカ、最近さ、”自分の価値観を持とう” みたいなことをよく聞くけど

 

正直よくわからないんだよね。価値観って、意識して決めるものなの?

(ミカ)
“決める” というより、”気づく” ものかもしれないね。

(メグ)
気づく…?
でもさ、私は自由に生きたい!
って思ってたのに、安定も欲しくなるときがあるんだよね。
それって、結局ブレてるってこと?

(ミカ)
それが普通なんじゃない?
ずっと同じ気持ちでいるなんて無理でしょ。

(メグ)
たしかに…
でも、なんかモヤモヤするんだよね。
みんな“自分らしさ”とか”世界観”とか言うけど、どうすれば見つかるのかわからない。

(ミカ)
“見つける” って考えると、決まった答えを探そうとしちゃうよね。
でもさ・・・

“正解” って、本当に変わらないものなのかな?

(ミカ)
え、どういうこと?

(ミカ)
たとえばさ、”親が子どもを育てるのが当然” って価値観があるけど、本当にそれしかないのかな?

(メグ)
え? だって、親の役目じゃないの?

(ミカ)
そう思うよね。
でもさ、昔は親だけじゃなくて、祖父母や近所の人、地域のコミュニティ全体で子どもを育ててたんだよね。

(メグ)
あ、たしかに…
でも、現代では『親が育てるべき』って価値観が強いよね。
実際に、周りに助けを求めるのって、なかなか難しくない?

(ミカ)
うん、それはよくわかる。
でも、それって”周りがそう思ってるから” っていう前提があるからじゃない?

(メグ)
どういうこと?

(ミカ)
たとえば、『親の顔が見てみたい』って言葉があるよね。

(メグ)
あるね。
悪いことをした子どもに対してよく言われるやつ。

(ミカ)
そう。
でも、それを言われた親はどう思うと思う?

(メグ)
うーん…
『自分の育て方が悪かったのかな』って、すごくプレッシャーを感じそう。

(ミカ)
そうなんだよ。
『親がすべての責任を負うべき』っていう価値観があるからこそ、そういう言葉がプレッシャーになる。
でも、本当に子育てって親だけの責任なのかな?

(メグ)
…たしかに、子どもを取り巻く環境って、親以外の要素もすごく大きいよね。

(ミカ)
そうそう。
“親だけが育てるのが正しい” っていう価値観から、”子どもは社会全体で育てる” って視点に切り替えられたら、親も子どもももっと楽にならない?

(メグ)
あ… それ、いいね!
でも、実際にそう思ってない人も多いし、周りの理解を得るのが難しそう。

(ミカ)
うん、それもあるよね。

 

でもさ、『みんなそう思ってる』って本当なのかな?

子育ての大変さを知らないだけで、実は助けたいと思ってる人もいるかもしれないよ。

(メグ)
そうか…
そう考えると、少しずつ周りと話していくのも大事かもしれないね。

(ミカ)
じゃあさ、働き方についても同じことが言えない?

(メグ)
え、どういうこと?

(ミカ)
たとえば、昔は『安定した会社に長く勤めることが正しい』って言われてたよね。
でも今はフリーランスや副業が当たり前になってきてる。

(メグ)
うん。

 

でも、いまだに”正社員のほうが安心” っていう意見は多いよね。

(ミカ)
そう。
でも、本当にそれがすべての人にとって正解なのかな?
たとえば、会社勤めが向いてない人や、家庭とのバランスを取りたい人にとっては、別の働き方のほうがいいこともあるよね。

(メグ)
それはある。
でも、フリーランスとかって不安定って言われるし、周りの人も”そんな働き方で大丈夫?” って心配することが多いかも。

(ミカ)
うん。
でも、それも“みんなそう思ってるから” っていう前提で考えてるだけかもしれないよ。

 

え?

(ミカ)
たとえば、『会社員なら安定』って思われがちだけど、リストラや倒産の可能性もあるよね。
じゃあ、”安定” って本当に会社員だけの特権なのかな?

(メグ)
あ… 言われてみれば、今は終身雇用も崩れてきてるし、会社員でもずっと安定とは限らないね。

(ミカ)
そうそう。
“正社員が安定” っていうのも、実は時代によって変わるものなんだよね。

(メグ)
そう考えると、自分に合った働き方を考えることが大事なのかも。

(ミカ)
そうだね。
大切なのは、“みんながそうしてるから” じゃなくて、”自分にとって何が心地いいか” を考えることかもしれないね。

(メグ)
うん… 子育ての話もそうだけど、働き方についても、”これが正しい” って思い込んでることって多いのかも。

(ミカ)
うん。
だからこそ、“正解を探す” んじゃなくて、”どういう視点で考えられるか” を増やしていくことが大事なんじゃないかな?

(メグ)
なるほど…
なんか、もっと自分の価値観を広げてみたくなった!

 

なぜ自分の価値観がわからなくなる?

今日のメグとミカの会話、どうでしたか?

「自分の価値観を持ちたい」と思っても、いざ考えてみるとよくわからない。
そんなモヤモヤを感じる人って少なくないと思います。

その原因のひとつは、私たちが日常的に 「他人の基準」 に囲まれて生きているからだと思うんだよね。

学校や職場、SNSなど、いたるところで「こうするのが正しい」「こうあるべき」という基準が提示されてて・・・。

こういった情報に従っているうちに、自分の価値観を意識する機会が減り、気づけば「何が本当に自分にとって大切なのか」がわからなくなってしまうんじゃないかなって思う。

また、「こうあるべき」に縛られると、 違和感を抱いても、それを押し殺してしまう こともある。

本当は心が動かないのに、「普通はこうするものだから」「みんなが良いと言っているから」と考え、流されちゃう。
そうして自分の価値観を置き去りにすると、モヤモヤはさらに大きくなっていく。

では、そんな状態から抜け出し、本当の価値観を見つけるヒントはどこにあるかな?

「他者は鏡」の視点がくれるヒント

SNSを見ていると、「縁を切りたい人リスト」や「こんな人とは関わるな」といった投稿を目にすることがある。
それを見たとき、つい「この人は嫌だな」「こういう人にはなりたくない」と思うことがあるかもしれない。

しかし、ここで少し立ち止まってみよう!

「なぜそれが嫌だと感じるのか?」 を考えてみるんだよね。

他者に対する嫌悪感や違和感は、自分自身の中にある価値観と深く結びついていることが多いから。

たとえば、「自分勝手な人が嫌い」と思うなら、あなたにとって「周りを大切にすること」が重要な価値観なのかもしれない。
「意見を押し付ける人が苦手」なら、「自由な考えを尊重すること」が大切なのかもしれない。

こんな風に、「他者は鏡」と考えることで、自分が何を大事にしているのかが浮かび上がってくる
大切なのは、その気づきを「正解」にしようとしないこと。

ただ、「ああ、自分はこういう価値観を持っているんだな」と観察するだけでいい。

“常識の壁”にぶつかったときに考えたいこと

自分の価値観を意識しはじめると、次にぶつかるのが 「常識の壁」

「こんな考え方を持っていていいのだろうか?」
「周りと違うことを言うと変に思われるかも…」

こうした迷いが生まれるのは、社会が共有する「常識」に無意識のうちに縛られているから。

しかし、考えてみれば、常識とは 時代や文化によって変わるものであり、絶対的なものではないんだよね。

たとえば、かつては「安定した企業に就職すること」が良しとされていたけど、今は「個人で自由に働く」ことも選択肢として認められるようになっている。

同じように、 今の常識が10年後も当たり前とは限らない

だからこそ、「常識の壁」にぶつかったときは、「本当にこれは自分にとって大切なものか?」と問い直してみることも大切。
自分が納得できるなら、他人の基準に合わせる必要はない。

違和感を感じるなら、それは「自分らしさ」を見つける手がかりになる。

正解を探さないからこそ、自分の世界観は見えてくる

「自分の価値観を知るには、正解があるはずだ」と思ってしまう人が多いように思う。
まぁ、私もそうだったし、今もそういう面はあると感じている。

しかし、それこそが落とし穴。

価値観とは 決めるものではなく、問い続けるもの だから。

たとえば、「私は自由を大切にしたい」と思っていても、ある日「でも、安心感もほしい」と思うことがあるかもしれない。
そのときに、「私はブレている」と思う必要は全くない。

それはむしろ、 より深く自分を知るプロセスの一部 だから。

正解を探さないことで、日々の違和感や気づきを素直に受け取れるようになれる♪

そして、それらを積み重ねていくことで、いつの間にか自分の世界観が形を成していくんだよね。

「自分の価値観を知る」とは、考え続けること

「これが正解」と決めつけるのではなく、問いを持ち続けること。
それが、自分の価値観を明確にするためのヒントになる。

価値観は 固定されたものではなく、変わっていくもの

だからこそ、「どう生きるか」の答えを探すのではなく、 自分の違和感や心の動きを大切にすること が何よりも重要だと思う。

常識に縛られることなく、正解を求めることなく、問い続けながら生きること。
それこそが、自分だけの世界観を育む一番の近道なのかもしれない。

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