困っているわけじゃない。
でも、このままでいいのかな。
「私、これからどうするんやろ」
「50代 女性 これからの生き方」って検索してみると、出てくるのは、趣味を持つこと、やりたいことを見つけること。
どれも大事なんだろうけど、読み終わっても、自分がどう生きたいかは決まらない。
そんな方、結構おられると感じています。
私は、自分に4つのことを聞いて、生き方に悩むのをやめました。
なぜ、考えても決まらないのか。
その4つの問いとは、何なのか。
今日は、そんなお話をしていきます。
なぜ、50代からの生き方は、考えても決まらないのか
足りないものから考えているから。
私は、そう思っています。
「趣味がない」
「やりたいことがない」
「このままだと、寂しくなるかも」
困っているわけじゃないのに、50代のこれからの生き方を考えると、出発点がここになっていることが結構あるんです。
趣味を持つ話も、やりたいことを見つける話も、足りないものを埋める話だって見えちゃうんですよね。
心理学では、意識を向けたものが増えると言われています。
カラーバス効果って呼ばれたりします。
妊娠したら、急に世の中に妊婦さんが増えた。
車を買おうと思ったら、同じ車ばかり走っている。
赤いカバンが欲しくなったら、街中に赤いカバンがある。
実際に増えたわけじゃなくて、目に入るようになったんですよね。
さらに、人はもともと、悪いことのほうに目が行きやすいとも言われています。
こちらはネガティビティ・バイアスって呼ばれています。
まあ、そういうもんなんだね、くらいで大丈夫。
深刻になることじゃないんです。
ということで、足りないものに目が向いたまま考えている間は、足りないものばかり目に入って、その悩みがずっとずっと繰り返されちゃうようですよ。
50代からの生き方は、どう決めたらいいのか
足りないものを探して決めるんじゃなくて、自分に聞いて選ぶ。
私が自分に聞いたのは、この4つです。
- 悩んでいたい? 悩んでいたくない?
- じゃあ、どうしたい?
- じゃあ、何をする?(私の場合は「何して楽しむ?」でした)
- 自分の人生として、どうありたい? どう生きたい?

私の場合は、こんな感じです。
「悩んでいたい? 悩んでいたくない?」
悩んでいたくない。
「じゃあ、どうしたい?」
楽しみたい。
「何して楽しむ?」
何て答えたかは、覚えていないんです。
覚えているのは、とにかく悩むのはやめた、ということ。
でも悩みって、すぐやってくるんですよね。
そのたびに「もう悩まないって決めたから」って、自分に言って。
散歩行こう。
お茶飲もう。
コーヒー飲もう。
本読もう。
自分のための、自分が1ミリでも喜ぶための時間に向かった感じです。
そうやって答えた方向へ、どんどん目が向いていったんです。
最初に書いた「意識を向けたものが増える」でいうと、向ける先が、足りないものから、自分が喜ぶことへ変わった感じです。
自分の人生として、どうありたいのか、どう生きたいのか。
私が選んだのは、自分のために、自分が1ミリでも喜ぶ時間を過ごす生き方でした。
50代女性の生き方に、決まった正解があるわけじゃないですもんね。
だから、自分に聞くんです。
問いに答えが出ないときは、どうしたらいいのか
ただただ、自分の声を聞いてあげてください。
今、同じ気持ちの人が目の前にいたら、私は、ただただ話を聞くと思います。
その人の不満や不足、「どう生きたらいいんだろう」って悩んでいる所を。
それを、自分に同じようにしてあげたらいいんですよね。
- 「どう生きたらいいんだろう」という自分の声を、そのまま聞く
- 否定しない。承認もしない。何の判断もしないで聞く
- 「私は、この自分にどうしてあげたいかな」を、どこか片隅に持っておく
足りないものを探しに行くのとは違って、今出てきている声を聞くだけです。
話の聞き方には「傾聴」というものがあって、相手の話を評価せずに耳を傾けることを言います。
それに近いことを、自分に向ける感じです。
私の場合は、「私を救ってあげたい」「私の人生を豊かにしてあげたい」という視点を、ずっと持っていたような気がします。
でも、今必要があってこの状態に身を置いているんだろうと信頼して、ただただ、自分の話を聞きました。
足りないものから、どうやって目が離れたのか
私の場合は、ある見方が、きっかけでした。
その前の私は、ロンダ・バーンさんの『ザ・マジック』という本の感謝のワークを、全部やっていました。
ワークがダメだったわけじゃないんです。ただ、状況も状態も変わらなかった。
そのあと、大切なものをなくしました。
絶望の淵に落ちたときは、「大丈夫、大丈夫」としか、自分に言ってあげることができませんでした。
そこからだんだん、心の波が落ち着いてきて。
「じゃあ、これから私、どう生きたらいいんだろう」
悩んでいても何も変わらないよね。
そこから、自分がどう生きたいかのほうに、目が向いていきました。
そうやって目が向いて、今の状況が「与えられているものだとしたら」という見方をしてみた結果。
なくなっていないものが変わらずにちゃんとあることに、気づき始めました。
なくしたものの1つは、すごく大きかった。
それを補いきれはしないけれど、あるものが、すごくたくさんあった。
なくしたけど、全部じゃない。
そこから、感謝が湧いてきました。
なくす前にワークをめちゃくちゃ日常的にやっていたから、役には立ったんですよね。結局のところ。
そもそも悩んでいる状態って、私はすごく幸せな時間だと思っています。
悩んでいられる環境にいるし、悩んでいられる状態にある。生活ができているから、悩んでいられるんですよね。
生き方に悩むのも、それと同じように私は感じます。
今目の前にあるものが全部なくなったら、と想像すると、今日もご飯を食べられたことも、音が聞こえることも、歩けることも、帰る家があることも、あるものなんです。
私自身、どんだけ満たされてるねんって話なんです。
大切なものをなくさなくても、見方を広げることはできると思うんです。
この話をすると、「こんな時は?」「あんな時は?」と質問をいただくことがあるんです。
ここを今深掘りして書いちゃうと話が脱線するので、細かい話は端折りますね。
で、「そう、私の人生だよね」って。
いつか終わるんだよね、この人生。って。
私の人生なんだから、やりたいこと、好きにやればいいじゃん。
失敗しようが成功しようが、うまくいこうがうまくいきまいが。
「何を深刻になってんの」って。
そこから実際にやり始めたのが、さっきの4つを自分に聞くことでした。
「悩んでいたくない」と答えて、もう悩むのをやめる選択をした、という感じです。
いま、何に時間を使っていたいか
悩める時間があるのは幸せなこと。
その時間を何に使うかは、また別の話なんです。
今の私にとって、これからの生き方を考えるって、足りないものを探すより、
いま与えられているものの中で、私の人生をどう使うかを選ぶことなんです。
この1秒先に何があるかは、誰にも分からないじゃないですか。
何かあったときに、ついさっきまで悩んでいたことに時間を費やしていたら、私は後悔しないのかな、って思うんです。
足りないものを数えて過ごす時間があったとしたら、
大切な人にLINEを1つ打つ。
電話で喋る。
深呼吸する。
空を見上げる。
海を見る。
私は、そっちに時間を費やしたかったよねって思います。
どれも、大きなことじゃないんですよね。
この記事を読んだら、まず1つだけ、自分に聞いてみてください。
どう生きるかに、まだ悩んでいたい? 悩んでいたくない?
もう生き方に悩みたくないなら、とりあえず「悩むのやめた」と言ってみましょう。
そしてそれから、思いついたことをやればいいんです。
何も思いつかないなら、「じゃあ、どうしたい?」って自分に聞いてみる。
まだ悩んでいたいなら、その時間も、あなたの大切な時間です。
私の人生だよね。
あなたの人生も、あなたのものです。
よくある質問
Q. 問いに答えられないときは、どうしたらいいですか?
出ないまま、自分の声をただ聞いてあげてくださいね。
Q. 悩んでいる時間はムダですか?
悩める時間があること自体は、幸せなことだと私は思っています。
悩んでいる最中は、すごくしんどいし辛いけどね。
でもね、悩みにはもう一つの側面があって、悩みの裏側を見ると、何かしらの自分の望みがあるんですよね。
それに気づかせてくれるのも、悩みなんですよ。
その望みが自分で叶えられることなら、叶える方に少しエネルギーを使ってほしい。
もし自分だけでは叶えられないなら、その望みが叶って手に入る感情や感覚を、今の自分が感じるために何ができるのかな。
そんな視点を、少し持ってみてください。

安心したいって思っているなら、大きく深呼吸して、安心を今すぐ手に入れてみましょう。
ワクワクしたいって気づいたなら、今すぐワクワクできることをやってみましょう。
大きなワクワクじゃなくてもいいんです。
私だったら、空を見上げるだけでも結構ワクワクしちゃうところがあるので、空を見上げたりします。
なりたい感情や感覚にも段階があって、マックスじゃなくてもいいんですよ。
0.1ポイントぐらいしかつかなくても、その感覚に寄れるなら、そっちを選んでみる。
悩みって、無駄なことじゃないし、ダメなことじゃない。
自分の人生を次のステージに進める、すごく大切な時間だと私は思っています。
生き方に悩めるっていうのは、結局、自分の人生をすごくすごくすごく大切に思っているからこそだと私は思います。
その時間、大切にしてほしいな。
この記事の要点
- 50代のこれからの生き方が決まらないのは、足りないものから考えているからだと、私は思っています
- 決めるときは、4つの問いを自分に聞く
- 答えが出ないときは、否定も承認も判断もせず、自分の声をただ聞く
次の一歩
夜、後悔の言葉が止まらない方は、こちらも読んでみてくださいね。
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自分の声を一人で聞くのが難しいときは、話しに来てください。
まとまっていなくて大丈夫です。いま感じていることを話して、その気持ちの「まま」でいたいかを一緒に見ていく90分です。
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